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伝統と衣装


音楽的文化:音楽のジャンルとその伝統…今までお話した事から、私達が愛の歌しか歌わないと思ったことでしょう。 でも実際ラ・トゥナはその時の状況や雰囲気に完璧に順応する能力を持ち、たくさんの音楽レパートリー(7世紀に及ぶ音楽)に熟知しています。 ですから、劇場のコンサートで演奏することも、野外コンサートで人々を楽しませることも、仕事上の接待の席も有意義なものに、または誰もが一度は持つ特別な日を永遠に記念すべき日にすることも難なく出来るのです。
このように私達の音楽はあまりにも幅広く、それらすべてを列挙することは不可能です。 それでもなお特に代表的なものを挙げるとすればパソドブレ、パサカージェス(テンポの早い行進曲)、スペインのロマンセ、そして最後にラテンアメリカ民謡です。 そうラテン語の古典民謡を忘れず今でもラ・トゥナは世界中で演奏しているのです。





習慣と珍しい事柄…ラ・トゥナは通常弦楽器を使用します。

*ギター:6弦の楽器で、右手で弦を弾き、左手でキーを押さえます。
楕円形で真中が狭まった木の箱から出来ており表面の中央に丸い穴が空いていて、その先に弦の音程を調整するフレットが付いた棒があります。 

*バンドゥリア:ギターよりも小さく、12弦の楽器です。 元来6本の弦は動物の腸で出来ており残り6本は金属線を巻いた弦でした。 亀の甲またはバッファローの角で出来たピックで弦を弾いていました。 時が経つにつれ、腸の弦はワイ
ヤーに変わってしまいました。 

*リュート:バンドゥリアと同じ調律で、同じ弦の配列をしていますが前者よりもう少し大きく、副旋律を奏でるのに用います。 言及してきた弦楽器のほかにいろんな打楽器も使います。 その中でも最もポピュラーな打楽器はパンデレタと言います。 1つまたは2重の木の枠に鈴の音をだす小さなシンバルが付いた古い楽器で、片方だけ薄く張った革で覆われていて、その部分をトゥナのメンバーの間で一般にパルチェと呼んでいます。

もし誰かがラ・トゥナと出会い彼らの歌を聴いて、チップをあげたい気持ちになったらパルチェの中に入れて下さい。 と言うのも、これは何世紀にも渡って続く習慣だからです。





衣装:7世紀の頃からの大学生が使っていたのと同じタイプの服を衣装として使用します。 

*グレグエスコ:ブルマタイプのズボン。 

*メディアス:足全体を覆う黒ストッキング。 

*サパトス:黒靴でなければなりません。 というのも服全体が黒だからです。 
*べカ:肩から胸に掛けた帯で、所属する大学の学部を表わします。 

*カパ:マントの事で、寒い時期つまり冬の間だけ使用します。 

*シンタ:マントに付けているリボンの事で、知り合った女性やファンがそのリボンに気持ちを綴って作ってくれます。 つまり、リボンの数が多いほどファンが多いと言う事です。 

*フボン:黒い上着のことで、両肩のところに所属する学部の色が付いています。





階級:ラ・トゥナの古くからの伝統の一つに先輩・後輩があります。 ラ・トゥナに入ったばかりの人達を“パルディージョス”と呼びます。 ある程度の期間が経ち、グループが課す習慣(曲のリハーサルや人々にどこであろうと尊敬や教養を示す事など)やレパートリーの一部を弾ける人達を“ノバトス”と呼びます。 彼らは「べカ」を身につける特権を持っていますが、学部を識別する
ロゴがありません。 

パルディージョスと見なされている間は、べカは持つことはできません。 階級の中で最も権力がある人々を“ヴェテラノス”又は“べカ”と呼びます。 最高の大学生グループにふさわしい音楽レベルや人格においてラ・トゥナを維持する
全ての責任が彼らの肩に掛かっています。


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トゥナに連絡をとりたい方は、コンタクトのページに行くか、メール latuna_tokyo@latinmail.com を送ってください。

コピーライト:La Tuna de Tokyo 2000年
雑誌に掲載する場合、また転載する場合は、必ず事前にLa tuna de Tokyoまで連絡をください。