アロス・ア・バンダ ARROZ A BANDA
８人前のアロス アバンダです。
アロス ア バンダ（アロス アバンダ）とは一言で言えばブイヤーベースのスープで炊きあげたパエリアです。
通常パエリアは魚介類などの具をお米と一緒に炊きあげますが、アロス アバンダは魚介類のスープでお米を炊き、
具はお米と別々に盛り付けます。
写真のアロス ア バンダの具は、白身魚アンコウ、スルメイカ、車エビ、ムール貝、ホタテ、ハマグリです。（美味しそうですね。）
炊きあげるお米の上には、モロッコいんげんと赤ピーマンで飾り付けています。
スペインでは通常お米の方は何も乗せずノッペラボウです。
（私のセンスでは許せません、もっとも日本のご飯も何も乗せず真っ白いままですが、この辺はセンス以前の食文化と思いますが。）
パエリアの様に具とお米を一緒に炊き込みますと日本米で２４分掛かりますのでイカなどは固くなり過ぎます、
貝や海老なども身が縮んでしまいあまり美味しく有りません。
又フィデウア等の８分程度では貝の口が開か無い内に出来上がってしまう事が有ります、
アロス ア バンダにすればそれぞれの具にちょうど良い煮え具合で仕上げることが出来ます。
作り方レシピ。
白身魚とイカに塩コショウをして１０分ほど置き、オリーブオイルと強火でさっと炒めます。
全ての具を白ワインを入れたスープに入れ火が通った順に取り出します、イカ等は似すぎ無いことです、
貝は口が開いたらすぐに取り出しましょう、貝類は半殺し状態がとても美味しいですがスープにだしが出ません、
有る程度長めに煮ますとスープに美味しいだしが出ます、どちらを選ぶかお好み次第です。
後は残りのスープでパエリアを作るだけです。
上の写真では分かりませんがパエジェーラに乗った具の下にはスープ多少有ります。
アロス ア バンダの本来の（別々）意味とは違ってしまいますが、最後に具をパエジェーラのお米の上に並べ飾り付けても良いでしょう。
