東京のおいしさをリードする、鉄腕シェフの料理と個性を誌上公開!
9月9日号 (506号)
駄ジャレにもみあげ、赤ずくめの3連発。東京一濃いホアン・パワーにまいった!

03・3368・7619
新宿区百人町2−17−11 B1
18:00〜24:00くらい(ホアンさんが帰るまで) 日・月・祝 休



 頭がクラクラしそうなほど、強烈なスペイン料理店がココ。なにせご主人のホアンさんがスゴイ。上から下まで赤ずくめ&濃いもみあげ。しかもマシンガントークと駄ジャレの連発で、客席はあっという間にノリノリに。フラメンコライブでは見事なギターと照明(足でお手製の装置を操作)の腕前を披露し、合間に料理だって作っちゃう。さりげなく出される〈ホアン一色手作り生ハム〉(沖縄産黒砂糖や舶来塩使用)やイカ墨パンが、またとんでもなくおいしいんだな。大活躍のホアンさんにビーノ(ワイン)をふるまいつつ盛り上がれば、ココはどこ私はダレ状態に一直線! 浮世のウサなんて、かるーく吹っ飛びますぞ。;ホアン一色さん;プロフィール;●ホアン・いっしき 芸人だから年も本名の内緒。推定約55歳、独身。ヒがシになる江戸っ子だ。16歳頃からフラメンコギター一筋で、赤ずくめの洋服歴も30年。趣味は読書で、料理とコンピューターの本を年間500冊は読破。この店は34年前から。



カメラ目線がキマるホアンさん。赤い服は亡き奥さまのお手製。 Photo



フラメンコライブは20時と22時からで約30分。料理500種(?)&ワイン100種を楽しみつつ濃厚な夜を。 Photo



30年来のコンビ、ホアン&パコも息ぴったり。パコさんはカンテ(歌)担当。 Photo



’93年バレンシア国際パエージャコンクールに参加した自慢のパエージャ1800円〜もぜひ。1人5000円のおまかせコースはワインもつく。

現在の料金はメニューで確認してください。
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西郷輝彦ばりのイイ男! 若き日のホアンさんのリサイタル用ポスターを発見。 Photo


土日にのんびり、おいしいものありの店。ウイークデーの夜の、食べ処、飲み処。女心をうれしがらせるSHOP。3つの魅力の、
7月7日号 (547号)


ご主人の名前はホアン一色さん。本名は不明だ。全身赤の衣装(普段着でもあるらしい)にたわわなもみあげ。連日開催されるフラメンコショーではギターを弾き、合間に料理も作る。客席を回ってはワインも飲む、喋る、忙しい。「うちではみんな1人何役もこなす」の言葉どおり、料理人もウェイトレスもショーが始まると歌う、踊る。われらは、それを楽しみながら食べる、飲む。5000円のおまかせコースはショーチャージ、消費税、ワイン1本込みのお値段。幸せを感じさせるお店だ。



5000円のコース例(写真は2人前)。手前から時計回りに、トマトソースのパエージャ、鰯のオーブン焼き、ピーマンの肉詰めトマトソース煮、自家製パン、生ハム、アジのマリネ。ワインは1人1本つく。 Photo



ショーは毎日、20:00〜と22:00〜の2回で約30分。フラメンコ教室も開催している(入会金5000円、月4回で月謝1万2000円)。 Photo




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